[2012/10/27 更新] この基板セットは Bispa さんにて委託販売をお願いしています。万一品切れの際には同じものを再生産する予定がありませんのでお早めにどうぞ。変更・修正や基板種類の追加など次リビジョンのアナウンスまでお待ち下さい。(時期は未定です) はじめに
電源+共通部+アンプ小基板で構成されるユニット式の卓上据え置きアンプ基板セットです。書籍やWEBにて古くから紹介・解説されてきた定番の回路を小修正したものから新しい試みの構成まで6種類のアンプ小基板を差し替える事が出来ます。(ポップノイズガード・オフセットプロテクターにて使用するPICワンチップマイコンはファームプログラムを書き込んだものが同梱されます)
この基板は学習・実験を目的としたアンプ製作用に設計したものであり、各定数や部品選定など性能を追い込んだものにはなっていません。必要な部位をソケットにするなどして実験・比較したりアンプ部のサブボードを乗せ替えて音の差違などを確認する用途を想定しています。プリント基板としては初版ですので一部修正や変更などが必要になる所がある事をご了承下さい。(カットやジャンパが必要になる場所はありせんが部品追加や定数変更などがいくつかあり、また部品のサイズ的にきつめの所も数カ所あります) アンプ小基板は秋月電子通商で取り扱っているCタイプ基板とスルーホール位置に互換性がありますので自作回路を載せることも容易です。 基板シルクに定数が記入されている所がありますが改善・修正などによって値を変更してこのページに表記しているものもありますので実装時は前もって回路図と部品表と基板パターンの照合を行って下さい。実験試作のための定数表記ですので次のリビジョンからは部品番号のシルクのみとなる予定です。代表値・初期設計値であることをご了承下さい。
導通チェッカーやアナログテスター、DMM(出来れば複数)など電子工作に最低限必要な測定器および工具をお持ちの方で、例えばマルツのMHPA-FETくらいのキットを何度も問題なく組み立てて調整して使えるくらいの知識と経験を持った方をターゲットとしています。ハイエンド・ピュアオーディオ志向の方は私のサイト自体が不向きだと思いますのでもっと高級なキットや完成品をお使いいただいた方がきっと幸せです。 実験的にJFET入力MOS-FET出力及びバッファ段にMOS-FETを使用したものがありますが、ここで使用する部品は既に廃盤となっており入手が困難となっています。初期リビジョンのみのワンオフ提供としまして次のリビジョンからは無くします。自力で部品が探せる方、選別治具などを作成してペア取りが出来る方を対象としていますので他の回路と比べて難易度が高めになっています。 専用のケース製作は今のところ予定がありません。秋月Bタイプの基板と同サイズなのでユニバーサル基板をスペーサーで接続して箱形剥き出しのまま使っています。きちんとしたケースに入れる場合タカチHEN110620Bなどがトランス基板+ベース基板を縦配置に収めるにはギリギリのサイズです。トランスが若干ハムノイズを出しますのでもっと離したいところですが間に銅板や鉛板などを立てて仕切りにするなど工夫が必要になるかもしれません。理想はトランス電源だけを別ケースに封入してしまう事です。
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基部: ・アンプベース 入出力・電源共通部 ・ポップノイズガード・オフセットプロテクター部 ・電気二重層デカップリング部 ・アンプベース 簡略小型版
電源ユニット:
アンプ小基板:
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