うめAUDIO(仮称)


多摩電子工業 inG SOUNDLABO インナーステレオヘッドホン AL S120X
イヤーパッドの裏技


 ヘッドホンアンプの自作をしていると、製作中や実験中に普段愛用しているイヤホンを使うわけにもゆかずとりあえず何かの間違いで直流が出てしまってボイスコイルを焼き切ってしまっても後悔しない安物でまず実験という形になります。で、それ用に適当な安いのを買っておこうと大手量販店で買ったのが多摩電子工業のS1200,S1203などのS120Xシリーズです。同じヘッドホンアンプを2台作ってあって比較用としているので2つ同じのを、ぱっと解るように色違いということで金(S1200)と銀(S1203)を買ってみました。

 音質はまぁ値段なりなんですがイヤーチップをあれこれ変えてたら化けました。ビクターの低反発マシュマロが結構合うかな、といいますか低音ブリブリになります。解像度は元々低くてボワボワ系といいますかひたすらウォームな感じなんですが低音から中音のベースやドラムが案外アリだなという音になってくれました。
 が、専用のチップではないのでぴったりフィットしておらず耳から外すときにイヤーチップだけ耳に残ってしまったり頻繁に起こるのでこれはいけませんw では・・・ということで毎度おなじみのチップ重ね合わせを実験してみました。SONYのハイブリッドタイプのSサイズ、これを逆方向にまずブッ刺します。そして傘の部分を裏返すとイヤホン本体にぴったり付きますね。そこにマシュマロをねじ込んで完成。

 元の状態から少しマシになる程度という話もありますが、この低音は長時間聞いていても飽きません。(好き嫌い分かれそうというよりも合わない人のが多そうな気もするけど)
 このイヤホンは音量大きめにすると割れてきますので小さめの音量で楽しみましょう(ぇ)


・S1203とハイブリッドSとマシュマロ



・逆にブッ刺す





・裏返して密着させる



・マシュマロを奥まで刺してオレンジの筒部が出るか出ないかくらいまで押し込んで完成





 

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