基板作成


 P板.comでワークサイズキャンペーンを利用し\12000で試作を行ってみました。
 実装状態の写真にはICソケットが多用されていますが刺し変えが不要になったら余計な接触抵抗や腐食の原因を減らすためにソケットにハンダ付けします。

 音量はプレーヤー側で変更するようにして、定アッテネータのみにしてあります。

部品面

ハンダ面

実際の基板




組み立て




 A47タイプのほうは少々設計のミスからかホワイトノイズが耳障りな状態で、仕方なく出力ジャックの手前に100Ωほど直列に挿入して対処。入れるパターンが無かったため想定していたジャックから円筒状のジャックに変更し、リード線で配線して途中に入れる形にしてあります(そもそも使う予定だったジャックが2個しか無くて片方はどのみち別の部品にしないと駄目でしたが)。
 スルーホール穴径を1.4mmと大きい穴にしておいたのでICソケットが根本まで入り、低背に。


 この基板を3組作っても良かったのですが各種バッファのテストをしてみたかったので基板は2組にして各種バッファのサブボードを一緒に作成。簡単に交換ができるようA47ボルテージフォロアOPAMPの代わりに刺せるようになっています。

回路図(モバイル用に変更しているのでこのとおりではないですが)


LME49600


BUF634P


※裏面のパスコン接続が間違っています。誤って入力に落ちてますね、後日なんかおかしいので気付いて修正。

LT1010


LMH6321


※中央部のOPAMPはGND作成用です。OPAMPピン互換なので+Vと-Vしかないので苦肉の策。
結構熱くなるのでフラットパッケージ底面から裏面に熱を逃がしてそこから銅板に接続。

MOS-FET(2SJ77, 2SK214)



※ほとんどマルツのMOSFETアンプと同じ構成

J-FET(2SJ74BL×5, 2SK170BL×5)



※仮組みなので足を切ってません。

ダイヤモンドバッファ


※仮組みなので足を切ってません。

SimpleClassABバッファ


ボルテージフォロア×4パラバッファ


※普通のA47をさらに増やしちゃったバージョン。

 


おまけ



余りスペースで作っておいた2パラ+分圧の小基板を使ったミニアンプ。
普通の人の感覚だとこのアンプでも大きい。±5Vに調整して使用。

使用しているDC-DCはこちら
ストロベリーリナックス LM2735