WM-61A + WG + WSで簡易測定


[2013/02/16新規]
[2013/02/19更新]


WM-61Aコンデンサマイクをイヤーチップの内側に逆向きに装着

 結線はファンタム電源にはしていないでhotとGNDにそれぞれ直結、Sound Blaster Xtreme Audioの音声入力に刺してミキサーはマイクのモードにする事で給電とカップリングとゲイン調整はサウンドカード任せ。

 WaveGeneでスイープの前に L-ch 1KHz -10.00dB(およそ±5%)で音量調整、電流帰還初期型アンプで測定。再生側は ThinkPadT60p内蔵 SoundMAX HD Audio スイープは180秒、20Hz〜20kHzとし、測定側 SoundBlaster Xtreme Audio Notebook 96000 24bit サンプル65536 窓関数Blackman-Hrとした。再生デバイスと録音デバイスを別にしておくのがポイントです。(出来れば別のPCにしたいところ)

 まず大前提として、再生デバイスおよび自作アンプの特性として直結ループバックでも低域がやや膨らんだ状態になる環境で測定している点に注意です。もちろん耳の形状やらマイクの押し込み具合やら部屋の騒音でも諸々変わってくるところですが。また、イヤーチップをかなり奥まで突っ込んでいるとはいえマイクの位置は鼓膜まで遠い位置で測定されています。あくまでも相対的に見る程度の「簡易」測定であることをお断りしておきます。


ループバック(16Ωダミー負荷)

 やや古いバージョンのWaveGeneとWaveSpectraを使っていますが・・・あとで気付いただけです。



あー、やっちまった。
マイクモードにするとモノラルになる。
左右撮ってるのは誤差で
両方左のデータでした。

あとで撮り直します。

MDR-Z1000

純正7NリッツOFCショートケーブル


MDR-7520

Z1000用7NリッツOFCショートケーブル


MDR-XB1000

MMCX化+VAN DAMME OFCケーブル


MDR-SA5000

MMCX化+VAN DAMME OFCケーブル


MDR-MA900

ミニプラグ着脱化+VAN DAMME OFCケーブル


MDR-V6

ミニプラグ着脱化+VAN DAMME OFCケーブル


MDR-1R

純正PCOCC-Aケーブル


MDR-1RNC(NC-ON)

純正PCOCC-Aケーブル


MDR-1RNC(NC-OFF)

純正PCOCC-Aケーブル


Marshall Major(初期バージョン無改造)

純正カールケーブル


Marshall Major(リモコン付バージョン制震リケーブル)

MMCX化+VAN DAMME OFCケーブル


Reloop RHP-5 SolidChrome(制震リケーブル)

ミニプラグ着脱化+VAN DAMME OFCケーブル


Reloop RHP-5 GoldRush(制震リケーブル+ポート調整)

ミニプラグ着脱化+VAN DAMME OFCケーブル



比較 Z1000 vs 7520

300時間ほどエージングした7520と中古のZ1000
イヤーパッドだけが違うのか未検証
※初期の7520はチューニングも違ったようですが現行は??

追試しました[2013/02/19]

 イヤーパッドをそれぞれ入れ替え、マイク素子は左右でゲインの差があったため片側の素子のみ測定に使用し、左耳と右耳で押し込み加減は同じくらいを目指しています。
 明らかにチューニング違いますね。イヤーパッドの入れ替えでは誤差程度しか変化していないように見えます。
 矢印がディップ位置ですが周波数も違いますしそこを堺に左側の低域の膨らみ方が違います。1kHzでRMS -12.0dBくらいになるように調整してからスイープを流していますので低域がそこよりも上にあるのが7520、なだらかに下がっているのがZ1000で違います。
(この測定はきちんと左右とれています。ちょっと押し込み具合が完璧にはなりませんでしたが)


純正同士の組み合わせ再試。僅かに7520のほうが全体的な音量が大きめですが解りやすいのでこれを載せておきます。Z1000と7520の違いは「低域の盛り具合です」と断言しても良いでしょう。


比較 1RNC(NC-ON) vs 1RNC(NC-OFF)

500時間以上エージングした1RNC
ノイズキャンセルON/OFFでここまで変わる


比較 1RNC(NC-ON) vs 1R

500時間以上エージングした1RNCと1R
ノイズキャンセルONの時とノーマル1Rはだいぶ違う


比較 1RNC(NC-OFF) vs 1R

500時間以上エージングした1RNCと1R
ノイズキャンセルOFFの時ともノーマル1Rは違う
この系統の音が気に入ったら1Rと1RNC両方買うのが正解


比較 SA5000 vs MA900

最高級オープンエアと最軽量オープンエアの比較
実際の音色傾向は全くと言っていいほど違う


比較 1RNC vs V6

低域チョイ盛りなリスニング機比較
どちらも音源がどうであれそつなく鳴らしてくれる万能機


比較 XB1000 vs 1RNC

低域盛り機比較
XBは圧倒的な低域のバランスで完全に別物
予想以上に低域が膨らみ100Hzあたりで1〜2dB飽和しちゃいました


比較 Marshall Major 無改造 vs 制震+リケーブル

初期品との違いはリモコンがついただけであるが邪魔なのでリケーブルし
ついでに各部制震を徹底してみたカスタム品との違い
グラフ赤が無改造、青が改造品 1万前後とは思えない整いっぷり


比較 Reloop RHP-5 制震+リケーブル vs 制震+リケーブル+ポート調整

低域がだいぶ盛られているので少し落としてみた調整の結果
やや残し気味だが中域から高域がよく通るようになったので成功
アマゾンで¥4980でそれぞれ買った改造目的機だがよく鳴る



トップページに戻る